泌尿器

前立腺がんの治療

前立腺がんの治療法

前立腺がんの治療法には、待機療法、手術療法、放射線療法、化学療法(抗がん剤治療)、ホルモン療法(内分泌療法)などがあり、ステージ(TNM分類)、悪性度(グリーソンスコア)、発見時のPSA値、そして患者さんの年齢や合併症、さらに患者さんの希望などを考慮した上で、最適な方法を選択します。

待機療法

前立腺生検の結果から、特に治療を行わなくても余命に影響がないと判断される場合に選択される治療法で、「P.S.A監視治療」ともいいます。

手術療法

手術では、前立腺をすべて取り除く「前立腺全摘除術」が標準的な方法です。もっとも根治が期待できる治療法で、がんが前立腺内にとどまっていれば、手術を受けた患者さんの90%以上は、その後10年間再発しないといわれています。

前立腺全摘除術には、おなかを切り開く「開腹手術」と内視鏡を用いる「腹腔鏡下前立腺全摘除術」、「ロボット手術」、「小切開手術」などがあり、それぞれメリット、デメリットがあります。

放射線療法

X線、ガンマ線、粒子線などの放射線を照射してがん細胞を死滅させる治療法です。前立腺がんの場合、がんが前立腺内にとどまっている(限局がん)なら、根治も期待できます。手術に比べて身体への負担が少ないため、高齢者でも受けられますし、性機能を保持できる可能性が高いことも優れた点です。

放射線療法には、体外から放射線を当てる「外照射療法」と、前立腺の中に放射線を出す小さな線源を入れ、内部から照射する「内照射療法(小線源療法)」の2つの方法があります。

これまで放射線療法といえば、外照射療法が一般的でしたが、最近では小線源療法で治療する患者さんも増えています。患者さんへの負担が少ないことが利点で、転移がなく、悪性度も低い限局性の前立腺がんが、良い適応になります。

内分泌療法(ホルモン療法)

前立腺がんは、男性ホルモン(テストステロン)の影響を受けて大きくなります。そこで、男性ホルモンの分泌を低下させ、作用を抑制し、がんの増殖を抑えようというのが「内分泌療法(ホルモン)療法」です。がんが周辺の臓器に浸潤したり、離れた臓器や骨に転移したりした進行がんが主な対象です。また、前立腺がんの進行の度合いにかかわらず、手術や放射線療法と組み合わせて用いられることもあります。

内分泌療法には、「精巣摘出術(去勢術)」と「LH-RHアゴニスト」注射や、「抗男性ホルモン薬」、MAB療法などによる薬物療法があります。

化学療法(抗がん剤治療)

前立腺がんに対する抗がん剤治療は、内分泌療法の有効性が認められない、あるいは、効果がなくなったときに用いられます。

実は10年ほど前まで前立腺がんに効く抗がん剤はありませんでした。しかしその後「ドセタキセル」という抗がん剤が新たに登場し、状況が少し好転しました。わが国では2008年9月から健康保険の適用となり、現在では抗がん剤治療の第一選択薬となっています。

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