膵臓(すいぞう)

膵臓(すいぞう)がんとは

膵臓がんは膵臓にできる悪性腫瘍です。その多くは、膵臓内部の主膵管(膵液の流れる管)に発生し、そこから膵臓全体に広がっていきます。

膵臓がんの大きな特徴は、早期発見が難しいことです。
その理由として、
①膵臓が十二指腸などの臓器に囲まれた奥深い位置にあり、検査しにくい
②初期には特有の症状がない
③膵臓がんがある場合の症状は、他の多くの疾患の症状ににている
④進行が早く転移もしやすいため、見つかった時点ですでに進行がんというケースがある
などが挙げられます。

国立がん研究センターがん対策情報センターの「最新がん統計」によると、膵臓がんの罹患者数(1年間に膵臓がんと診断される患者数)は、男女合わせて約3万3,000人(2011年)とそう多くはありません。しかし。年間死亡数は約3万人にのぼり、肺がん、胃がんなどに次いで第5位(図1)、5年生存率は、とても低い値となっています(図2)。こうした課題の多さから、“21世紀に残された最後の消化器がん”といわれています。

図1. 部位別がん死亡数[2011年]


(国立がん研究センターがん情報サービス『がん登録・統計』)
図2. 部位別5年相対生存率[男性 2003〜2005年診断例]


(国立がん研究センターがん情報サービス『がん登録・統計』)
図2. 部位別5年相対生存率[女性 2003〜2005年診断例]


(国立がん研究センターがん情報サービス『がん登録・統計』)

主な参考資料

  • 日本膵臓学会:膵臓がん診療ガイドライン2013、金原出版
  • 日本膵臓学会・膵臓がん診療ガイドライン改訂委員会編「膵臓がん診療ガイドラインの解説」2015、金原出版
  • 日本膵臓学会膵臓がん登録委員会:膵臓がん登録報告2007.膵臓:2007
  • 国立がん研究センターがん情報サービス:それぞれのがんの解説「すい臓がん」
  • 日本膵臓学会編:膵臓がん取扱い規約 2013、金原出版
  • 愛知県がんセンター中央病院Hp.「がんの知識-いろいろながん―すい臓がん」

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