がんの標準治療

手術

手術は、メスなどを使って、がんを切除する治療法です。がんの取り残しがないように、必要に応じてがんの周囲にある正常な組織やリンパ節も含めて切除します。早期に発見されたがんでは、多くの場合、手術が最も効果的な治療法になります。例えば、転移のない早期胃がんであれば、手術により5年生存率が9割近くになっています。

手術は体に大きな負担をかけますが、最近は負担を少なくする様々な方法が開発されています。例えば、内視鏡や腹腔鏡を使った手術です。胸やお腹を大きく切り開く必要がないため、入院期間を短縮できるメリットもあります。内視鏡手術は主に早期がんが対象です。胃がん、大腸がんなど、消化管のがんを中心に広く行われています。

図1.内視鏡手術の方法

(小林正伸著「やさしい腫瘍学」p154より)

腹腔鏡手術は、お腹の皮膚に5~10ミリ程度の孔を4~5か所開けて、そこから小型カメラ(腹腔鏡)と専用の手術用具を入れ、お腹の内部を手術室のモニターで見ながら手術する方法です。大腸がん、子宮体がんなどが対象となります。手術の傷は小さくて済みますが、合併症の危険性もあるため、高度な技術を持つ専門医が行います。

図2.腹腔鏡手術の方法

(小林正伸著「やさしい腫瘍学」p156より)

主な参考資料

  • 公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計’14」
  • 小林正伸著「やさしい腫瘍学」南江堂、2014年
  • 国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス
  • 元雄良治著「腫瘍学」じほう、2015年
  • 先進医療フォーラム編「がん先進医療NAVIGATOR がん治療研究の最前線」日本医学出版、2015年
  • ライフライン21「がんの先進医療」Vol. 17, Apr. 2015

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