がんの基礎知識

がん検診の重要性

喫煙などの発がん要因を避けて、がんの発症を予防することが望まれますが、生活習慣の改善だけでがんを完全に予防することは困難です。そこで、がん検診の受診が勧められています。これまでの研究から、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん、大腸がんの5つのがんでは、それぞれ早期に発見できること、治療により死亡率を低下できることが証明されています。

表1.各がん検診の検診方法
検診対象となる臓器 効果が証明されている検診方法
胃X線検査
(胃内視鏡検査は2014年に有効性評価に基づく胃がん検診ガイドラインが見直され、一次検診の方法として推奨された)
胸部X線検査とハイリスク者への喀痰細胞診の併用
乳房 視触診とマンモグラフィ(乳房X線検査)の併用
大腸 便潜血検査、大腸内視鏡検査
子宮頸部 子宮頸部細胞診

(日本対がん協会のHP記載内容をもとに作表)

がん検診によってがんが見つかる人(精密検査でがんと診断される人)は、乳がん検診で受診者1万人当たり25人、大腸がん検診で16人と報告されています(日本対がん協会2012年度調査)。がん検診には、がん以外の病気の発見・治療につながるというメリットもあります。

がん検診にはがんの早期発見以外に、がん以外の病気の発見・治療につながるというメリットもあります。一方で、がん検診の判定・診断の結果が100%正しいというわけではなく、がんの場所や種類によっては見つけづらいことがあり、見落とすこともあるのが現状です。また検査によって身体に負担がかかってしまうことがあります。検診を受ける前に十分に説明を受けて、内容をよく理解したうえで、健康と安心のためにがん検診を利用してください。

主な参考資料

  • 公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計’14」
  • 小林正伸著「やさしい腫瘍学」南江堂、2014年
  • 国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス
  • 元雄良治著「腫瘍学」じほう、2015年
  • 先進医療フォーラム編「がん先進医療NAVIGATOR がん治療研究の最前線」日本医学出版、2015年
  • ライフライン21「がんの先進医療」Vol. 17, Apr. 2015

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